韓国海軍、高速艦の乗組員配置換えをする

何だってんだ。

韓国軍:艦砲誤作動事故20日前に異例の総員入れ替え

軍の安全意識の欠如を指摘する声も

記事入力 : 2015/01/26 08:04
 今月21日に韓国海軍第2艦隊所属のミサイル高速艦「黄道顕」で艦砲が誤作動し、兵士1人が重傷を負った事故で、この艦艇は事故の20日前に艦長と乗組員を含む艦内の人員が全員交代していたことが分かった。
この高速艦の事故に関しては、ニュースを知ってはいたがカテゴリー的に不適当だと判断して話題にしなかったんだが……。


ミサイル高速艦といえば、このブログのカテゴリー的にはコムドクスリ級ミサイル艇と紹介している艦だ。
1番艦からトラブル多発のミサイル艇で、問題の「黄道顕」はPKG-715、つまり4番艦(韓国では4は不吉らしいので末尾4は欠番である)になる。
コムドクスリ級
まあ、不吉な4番艦だけに暴発事故があったってことかもしれない。

海軍艦砲弾の爆発事故が発生...水兵1人重傷

記事入力2015-01-22 10:59 | 最終修正2015-01-22 12:08
海軍第2艦隊所属のミサイル高速艦(PKG)で砲弾誤射事故が発生し、オ某(21)一等兵が頭に重傷を負った。
その後、この兵士の容態は伝えられていないが、冒頭のニュースでも「重症」ということなので、峠は越えたのかも知れない。兵士に罪は無いし、回復を祈りたい。


さて、この事故の原因なのだが、第一報では電源装置の誤作動のようだと説明している。
 海軍によれば去る21日の午後6時20分頃、西海(ソヘ)蔚島(ウルド)近海で海軍第2艦隊が76mm艦砲射撃の砲弾の装填中に誤作動が発生、砲弾1発が海上に発射された。海軍は、「砲弾が正常に装填されず、砲弾を除去するためしばらく電源を遮断して待機した。電源装置を供給した瞬間、いきなり(砲弾が)発射した」とし、「装填誤作動がなぜ発生したのか、電源を入れた時に(砲弾が)なぜ発射したのかの2点を集中的に調査している」と説明した。
これだけでも意味不明なのだが、冒頭のニュースは、その遠因として事故の20日前に艦長と乗組員を含む艦内の人員が全員交代していたという事実を報じている。
海軍関係者は25日「今月1日、東海第1艦隊に所属していた『黄道顕』を西海第2艦隊のミサイル高速艦『玄時学』と交代させた」として「同じ種類の艦艇だったため艦艇だけを交換し、艦長・乗組員約40人は勤務地の変更なく新たな艦艇に配置された」と説明した。
こういうケースでは、通常は乗組員ごと船の配置換えを行うのが一般的である。船は乗組員のクセが付きやすく、運用も微妙ながら艦毎に異なるのが普通だ。 だから、一部の乗組員を入れ替えることはあっても、一度に全員替えるということはまず無い。
だから、今回の総員入れ替えというのは異例な事態だと言えよう。
韓国海軍では一般的なことかも知れないが。
 そのため、これまで技術的な欠陥という観点から調査していた今回の事故は、「安全不感症」が招いた人災という側面が強くなった。軍の専門家は「同じ種類の艦艇という理由だけで乗員を全員変えるというのは、行政のご都合主義であり機械的な発想。艦艇は似たような種類であっても小さな機能の違い一つが全体のシステムの違いを生むデリケートな構造になっている。安全意識が甘かった」と指摘した。
あ、そうでも無いらしい(苦笑
後付けとは言えここまでしっかり分析できているなら、特に追加する事も無さそうだな。


ただ、後の文章はイタダケない。
さらに「海軍が、最新鋭救助艦『統営』のソナー(音波探知機)を容易には交換できなかったのも、それ自体は小さな機能でも交換することによって全体にシステムにどのような影響が出るか読めなかったためだ。
統営艦の問題は別だろう(苦笑


しかし、何故このような配置換えをしたかというのが、又意味不明な理由だったりする。
海軍は昨年6月に戦力運用計画を打ち出した際、「黄道顕」を東海から西海に移動させるとしていた。軍の関係者は「第2延坪海戦(02年6月29日)で亡くなった将兵たちの名前をつけた艦艇は、象徴性という意味から西海第2艦隊に配置することにした」と述べた。
ここで言っている第2延坪海戦というのは2002年6月29日に発生した北朝鮮殿小競り合いの事である。
「第2延坪海戦」などと大層な名前が付いているが、北朝鮮の警備艇1隻が韓国側が定めたNLLを超えた為に、計4隻で銃撃戦が始まった程度の話らしい。
この交戦によって、韓国側は戦死者4名、負傷者19名(後に1名が病院で死亡)、行方不明者1名(後に遺体で発見)という損害を出し、チャムスリ級哨戒艇357号を1隻失っている(チャムスリ級はコムドクスリ級の前級)。
この事件は日韓共催のワールドカップの影響もあって殆ど報じられることは無かった様だが、後に李明博氏の政策によってクローズアップされた模様。


まあ、象徴的な何かがあるというのは分かったが……、じゃあ何故乗組員を替えたのか?というとそれに対する答えは無い模様。「黄道顕」が西海にいた方が良いというのであれば、船と乗組員をそのまま配置換えすれば良い。
軍関係者によると、艦艇の配置を交換しながらも艦長・乗組員の勤務地は変えず、結果的に艦艇に乗る艦長・乗組員が総入れ替えとなったケースは前例のないことだという。

前例が無いことをやってしまう辺りが凄いわけだが、しかし、そうまでして入れ替えをしたとなると、これ、人事関連の問題が内在していそうだな。

不都合があったから総員入れ替えをしたと。
まあ、「不都合」の部分は憶測だけなんだけど、リスクを冒してまで入れ替えなければならなかった理由は追及されるべきだろう。

追記

非常に残念なことだが、重症を負った乗組員は死亡したようだ。ご冥福をお祈りいたします。

韓国海軍の高速艦が故障で誤射、水兵の頭に直撃し死亡=韓国ネット「就役から3年もたってないのに…」「海軍のほぼすべての事業に不正が絡んでいる」

Record China 7月28日(火)6時33分配信

2015年7月26日、韓国のテレビ局YTNによると、海軍の誘導弾高速艦で76ミリ砲の誤射事故が発生し、水兵1人が死亡した。

浮かばれない話だが、どうやらこのニュースには更に気になることが書かれていた。

ファン・ドヒョン鑑に搭載されていた76ミリ砲は昨年10月にも西海NLL(北方限界線)での南北交戦で故障を起こしており、構造的な問題を抱えていた。これを受け、海軍は誘導弾高速艦10隻に設置されていた76ミリ砲をすべて改良していた。

改良した後で事故を起こしたらしい。

このニュースの第1報の後、76mm砲がリサイクル砲だったという事実が発覚する。リサイクルして不具合を出し、それを改良して再び事故。

犠牲になった兵士にしてみたら、やっていられない話である。

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