練習機KT-1を買ったペルー、韓国との関係を深める

おやおや。

韓国・ペルー国防相 練習機KT1事業など協議

2013/11/27 18:10

【ソウル聯合ニュース】韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は27日、ソウルの同部庁舎でペルーのカテリアノ国防相と会談し、国防分野での交流や防衛産業の協力策について協議した。

 両氏は昨年11月に契約を締結した韓国製初等練習機KT1のペルー輸出の進行状況を点検したほか、防衛産業の協力拡大策について意見を交換した。

韓国製のターボプロップ練習機KT-1の輸出の話、去年あたり見かけてたが、進んでいたんだな。


韓国が誇るターボプロップ初等練習機KT-1「雄飛」は、韓国航空宇宙産業(KAI)が国内航空産業の自立を目指した韓国政府の方針に従って、設計(韓国国防科学研究所が計画と設計を担当)し製造する航空機である。

KT-1

標準的な初等練習機らしく、P&Wのターボプロップエンジンを搭載しているので、馬力もそれなりにはある模様。

この馬力を利用して、KA-1(開発当時はKO-1と呼ばれていた模様)という軽戦闘機仕様のものも開発されている。

開発当初は、「制御のできないキ○ガイ練習機」などとパイロットから揶揄されていたが、現在はそれなりに運用できているみたいだな。何やら、初等練習機なのに初心者向けの仕様では無いらしいが(笑)

 

1999年から量産されており、2000年から韓国空軍に配備、2001年にはインドネシア空軍に輸出され、2006年にはメキシコ空軍にも輸出が決定されている。

で、その実績も買われてペルーにも輸出である。

 

韓国にしては輸出も好調じゃ無いか!


で、ペルーとの契約はこんな感じだ。

 KT1は韓国国防科学研究所(ADD)と韓国航空宇宙産業(KAI)が共同開発した。ペルーは2015年までにKT120機を2億ドル(約203億円)で導入する計画だ。

 金長官は会談後に行われた記者会見で「KT1事業は両国が初めて進める大型の防衛産業協力事業。販売だけでなくペルーでの部品組み立てや技術移転まで行う共同協力事業だ」と述べた。

ペルーとしてはKT-1を改造してKA-1に拡張し、COIN機としての運用を考えていると、思われる。

COIN機とは、不正規戦のために使用される軽攻撃機のことで、対暴動用に用いられるケースが多い。

有名なのは米ノースアメリカン社が開発してOV-10「ブロンコ」であるが、設計は古く(1965年初飛行、1968年運用開始)、COIN機としてはKT-1は新しい部類に入る模様。

最近ではゲリラやテロ組織に対応する為に、その存在が見直されているようで、南米では多用されている模様。アメリカ空軍でも一時期導入が検討されたらしい。

 

……笑う要素は殆ど無かったが、韓国はこのように身の丈に合った商売をすべきだよね。KF-Xのような夢を見ないで、現実的な路線、例えば一時期構想が持ち上がったFA-50の拡張バージョンを作る、みたいな話で十分だと思われる。

それを双発エンジン搭載の次世代ジェット機を作るぜ!なんてぶち上げるもんだから、笑いものになる訳だ。

 

……ただ、ペルー側に言わせて貰うと、韓国と付き合う者は不幸になると言う法則があるので、節度のあるお付き合いをした方が良いぜ!

追記

ついに引き渡しが始まったっぽいな。

韓国製練習機KT1 ペルーに2機引き渡し

記事入力 : 2014/10/22 11:2

【ソウル聯合ニュース】韓国で開発されペルーに輸出される初等練習機KT1の1、2号機が21日(現地時間)、ペルーに引き渡された。韓国空軍と韓国航空宇宙産業(KAI)が22日、発表した。

ふむ、順調のようだが……。

 20機のうち、16機はペルーの共同生産基地で生産・納品される。来年8月ごろに現地生産1号機が出庫する予定。

あー、ペルーがあっさり韓国の練習機を買った背景にはこういう話があったわけだ。

韓国で製造するのは最初の4機だけで、残り16機はペルーで生産と。「共同生産地」というのがちょっと怪しい感じはするが、順調に行くといいな。

 

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