商用発電と課題

3.11以降、旗色の悪い原子力発電ではあるが、問題点を精確に整理していない報道が多くてウンザリする。

そうした点を含めて、このブログでは色々と言及してきた。
折角なので発電方式別に整理しておきたい。

総括的な話
このブログでは以前にも商用発電についての議論をしようとして、総括的な記事を幾つか書いてきた。
先ずはその辺りを紹介しておきたい。
日本は資源に乏しい国なので、発電方式も複数採用してバランス良く発電というのが3.11までのコンセプトだった。
ところが、原発が軒並み止まってしまったので、現在は水力発電1割に火力発電9割という極端な状況に。
これを打開すべきと言うのが、現状なのである。
原子力発電
次に原子力発電関連である。
色々と問題を抱えつつも、現時点で50基以上の原発が国内に存在する事実を否定することは出来ない。そして、それらを同時に廃炉処理することも不可能だ。

原発の問題は事実に基づいて考えていかねばならない話である。
色々な問題はあれど、現在ある原子炉を動かさない手は無い。その為の課題と向き合うのは必要なことである。

再生可能エネルギー発電
個人的に期待したいが、日本の国土ではどの手法も余り芳しくないと言うのが現状だ。
地熱発電
地熱発電は日本国内において有望な発電手法だと言われてはいるが、課題も多い。
特に立地条件が悪く、候補地の多くは国立公園として保護対象となっている。

太陽光発電
みんな大好き太陽光発電。特に、サヨクは「クリーンなイメージ」が大好物だが、その実まだまだ使い物になるとは言いがたい。
未だ、趣味の範疇の話。

ヨーロッパ辺りでは、皆既日食によって発電が止まるみたいな騒ぎもあったが、事なきを得たらしい。対処方法は分かっているからな。

ただ、根本的な問題、つまり、天気に振り回されるという欠点だけはどうしようも無い。

水力発電
ダムだけで無く、水路式の商用発電が日本では主流となっているが、何れも大規模な設備が必要で、場所を選ぶ。
そして、利水権という水を使う権利に影響されるため、とにかく設置までの調整が困難なのがこのタイプ。

故に、全体発電量の1割を担うという割合はほとんど変化がないし、これからも増やしていくことは難しいとされる。

ただ、最近は大型設備では無く小型で分散型のシステムを採用する考えも出てきており、実例も多少あるため、その分野を伸ばしていけば多少の発電量増加が見込める。
火力発電
火力は、現状で日本の全体発電量の9割を担っているのがこの火力発電。安定性も抜群だが、燃料のほぼ全量を海外に頼るという脆い側面がある。