2017年5月12日金曜日

【新大統領】原子力潜水艦を作るぜ!

まじか。

ムン・ジェイン政府「原子力潜水艦」保有。自主国防基調はっきり

入力2017.05.12。10:10
ムン・ジェイン政府は「自主国防」を旗印に掲げ、韓国軍戦力を強化するために拍車をかけるものと見られる。
北朝鮮の核・ミサイルの脅威については、米国を中心の巨大なミサイル防衛網(MD)に編入されるより、独自の韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)の構築に注力するという見通しが出ている。
このブログのテーマの1つと相まって、大歓喜である。



ノムタン(盧武鉉大統領)の時代、自主国防を目指して色々と手を出していたことは割と有名だ。確か、KF-Xも大統領の肝いりで推進していたような。あれは金大中氏だったか。

で、ムン氏こと文在寅氏は何を言い出しちゃったかというと、原子力潜水艦を作るぜ!と言う話。
ムン・ジェイン大統領の自主国防基調は大統領選挙期間に出した核推進潜水​​艦保有論でよく表れている。
選挙期間中に公約として出していたとか。
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で、それに改めて言及したと。
ムン大統領は先月27日に放送さ記者クラブ招請討論会で「原子力潜水艦は、私たちに必要な時代になった」とし「このために韓米原子力協定改正を議論する」と明らかにした。
どんな理屈で原子力潜水艦が必要になっちゃったんですかね?


えーっと。
韓国軍が核潜水艦を保有しなければならないという主張は、昨年8月に北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試験発射に成功し力を得た。
北朝鮮のSLBM発射実験か。そんな話もあったな。ただ、あれ、潜水艦からじゃないという話もチラホラと出ていた気がする。もちろん、警戒しなければならないという点が揺らぐ話では無いのだが。
で、この北朝鮮のSLBM発射実験に伴って、原子力潜水艦がほしい!という話が再燃したという記事がこちら。
現在は3000t級を2隻ほど作っていると報じられているが、それがどうなるかも分からないうちから原子力潜水艦とは。
流石、計画したら、9割は仕事が終わったと勘違いする韓国人らしい発想だな。
盧武鉉政府も、政権初期の2003年4千t級原子力潜水艦3隻を建造する案を検討している。「362事業」と命名されたこの計画は、初期の段階で、外部に知られている議論に巻き込まれ、最終的に失敗に終わった。
なるほど、あの計画を再びって事か。



ただ、これを実現する為には記事にも書かれているが、原子力協定の改定をしないとダメなのだ。
原子力潜水艦を運用するには、燃料として使う濃縮度20%以上のウランを確保しなければが、これには、原子力協定の改正が必要である。
経済についても疎い印象のあるムン氏だが、自国の造船技術のレベルに関しても知識が無いのだろうか?

せめて、3000t級のディーゼル潜水艦を完成してから考えような。



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8 件のコメント :

  1. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年5月12日 15:06

    けるびむ様から突っ込みありそうなので、事前に書いておきます。

    このブログの記事「韓国第19代大統領文在寅爆誕、その時日本は?」で、軽水炉がらみのコメントを書き込みました。

    その中で、
    >軽水炉向け燃料としては、U235が3~5%程度までの濃縮で問題ない
    >ようです。
    と書きました。
    同じ軽水炉なのに、
    >原子力潜水艦を運用するには、燃料として使う濃縮度20%以上のウランを
    >確保しなければ
    というのは、どういうことやねん!
    という突っ込みがあってもおかしくないですね。

    別に、船舶用軽水炉もU235が3~5%程度までの核燃料で動きます。
    ただ、U235が3~5%程度の核燃料では、せいぜい数年で燃料切れになります。

    原潜(や空母)の燃料交換は(ハッチがあるわけではないので)船体を切り開く必要があるようです。ということは、出来るだけ長い間、同じ燃料棒で原子炉を動かしたいわけです。
    そのため、20%以上の高濃縮ウランを使って、燃料棒の寿命を延ばしているようです。

    韓国の連中は、その辺りを理解しているのだろうか?
    (それ以前の問題がありそうですが...)

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    1. 詳しい補足、ありがとうございました。

      原子力潜水艦に用いる核燃料は、加圧水型炉(PWR)が用いられるケースが殆どですが、軽水炉のカテゴリーに含まれる原子炉ですね。

      原子炉の燃料であるウランなどの核燃料は、ご指摘の様に軽水炉であれば天然では0.7%程度のU235の比率を3~4%まで濃縮することで「燃料として使える」状態になりますが、核兵器であれば90%程度まで濃縮されます。
      濃縮されることで、核分裂反応の効率が上がり、燃えやすくなる訳ですが、同時に危険度も上がります。
      古いタイプの原子力潜水艦は低濃縮の核燃料を使っていたので、船体を切って燃料交換をしていたのですが、この大掛かりな工事をしたくないので、新造艦では高濃縮のウランを使っている(当然リスクも上がる)ことで、船体の寿命と同じだけ発電できるようにしているとかなんとか。

      このことはwikiにも書かれているので、流石に韓国軍も承知の上だとは思います。ただ、韓国の場合はそれ以前の段階の話。
      どうせなら、燃料電池で動く方式(214型と同様)をドイツから買っているのですから、それを使えば良いのに、と思いますが……、それだとSLBMを積むスペースがなくなるとか言う話も出てくるんですかね。

      まあ、その辺りも含めて続報に期待したいところです。

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    2. あるけむ様

      いや、つっこみどころか偉い勉強になりました。お礼を申し上げます。
      恥ずかしくも、「発電と船舶動力は違う」と何も考えずに納得してました(汗
      しかし…船殻を切り開いて補充するんですか?
      言われてみれば「どうやって入れるんだよ?」
      なんですけど。
      戦闘や攻撃を受ける前提の艦船で、まさか燃料棒をゴロゴロ保管しておくわけにもいくまいし。被弾したらお仕舞いですね。
      でも、原子力空母や原潜の「燃料補充をどうする?」など軍事本でも読んだ事がないし、気がつかないですよね?
      前にファランクスのフィードバックを気になさるのを拝見して、すごくリアルな思考をする方だなと思いましたが、今回も、あるけむ様の情報はスゲぇなぁ…と感じました。

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    3. ところで文の原潜て、弾道ミサイル積んだ戦略型の原潜ですか?
      敵の戦略型原潜を沈める攻撃型の原潜ですかね?
      後者なら音の小さいディーゼル潜水艦による隠密索敵があってこそのミッションになりますよね?
      それだけのディーゼル潜水艦とノウハウを持ってるのかな? ヘリや戦車ひとつ満足に造れないのに。
      だいたい…半島の沿岸とシナ大陸は大陸棚の遠浅に乗っかっていて、我国のようなディーゼル潜水艦隊による索敵作戦には向かないと思うのですね。。
      じゃ、大洋に戦略型の原潜を配置するとして、どうやって使う気なんだ?
      深い日本海に待機させて我国を狙う!
      それしか用途はないですか!!
      日本の衛星打ち上げ用の固体燃料ロケットは、固体燃料型としては世界一です。動的目標はダメでも、
      静止目標なら充分に高々度から侵入する弾道弾に使えます。それに劣化ウラン積んで狙いましょうよ!
      ふざけやがって!!

      削除
    4. 要するに核兵器を北朝鮮が原潜を韓国がそれぞれに開発して朝韓ツープラトンでムクゲノ花を咲かせよう!
      と言う妄想では無いでしょうか?

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    5. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年5月13日 3:21

      けるびむ様

      >ところで文の原潜て、弾道ミサイル積んだ戦略型の原潜ですか?
      >敵の戦略型原潜を沈める攻撃型の原潜ですかね?

      元記事(をGoogle翻訳した結果)やこのブログの過去記事「韓国「原子力潜水艦をつくらねば!」(2016/8/28)」から判断すると、韓国の欲しがっているのは攻撃型原潜ですね。

      >後者なら音の小さいディーゼル潜水艦による隠密索敵があって
      >こそのミッションになりますよね?

      ディーゼル潜水艦(通常型潜水艦)ではない攻撃型潜水艦もあります。米国のバージニア級原潜やロサンゼルス級原潜がその例です。
      (現在、米国は通常型潜水艦(ディーゼル潜水艦)を所有してません)

      通常型潜水艦は、高静寂性がメリットですね。
      一方、攻撃型原潜は、水上艦に追従できるほどの高速性能がメリットですね。

      >それだけのディーゼル潜水艦とノウハウを持ってるのかな?
      この点は非常に疑問ですね。ドイツ製潜水艦をライセンス生産するのがやっとですから。
      それも、大宇海洋はなんとかノウハウを蓄積しつつあるようですが、サムスンは3隻連続でまともに動いてなさそうです。

      削除
    6. あるけむ様

      米軍はディーゼル潜水艦を持ってない!
      でも隠密な索敵に必要ですね。
      てことは我国の海上さんは、あの国の下請け化が進むという事ですか?
      じゃ、我が国も攻撃型の原潜を持たないと…
      思うたら面白い意見に出会うです。
      兵藤二十八という作家さんが、思い切って潜水艦の水雷戦闘を捨てよ!といってます。
      シナ周辺は大陸棚の浅い海なので、海底に投棄設置を出来る沈底式機雷を撒くと、動きが取れなくなると。安いコストなので、機雷と簡易式の潜水艇を援助すればシナ包囲できると。
      へぇ!感心したのですが、とはいえ、シナが自分の頚を絞められてゆくのを黙って見ているとは思えない。やはり机上空論ですかね?

      削除
  2. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年5月15日 17:21

    けるびむ様

    >米軍はディーゼル潜水艦を持ってない!
    >でも隠密な索敵に必要ですね。

    米海軍は、静寂性を犠牲にして、水中速力を取ったのだと考えます。

    米海軍の攻撃型潜水艦の主要任務は。
    1.対潜戦闘(vs敵攻撃型原潜および弾道弾搭載原潜)
    2.対水上戦闘
    3.対地戦闘(トマホークのプラットホーム)
    4.味方弾道弾搭載原潜の護衛
    5.情報収集・監視・偵察
    6.味方空母の護衛(露払い)
    7.特殊部隊の輸送
    と思われます。

    隠密性が必要なのは、5と7ですね。
    1.4.6に関しては、高い水中速度が必要だと考えます。
    あと、米海軍は攻撃型の編成です。それも速度性能重視の要因だと考えます。

    海自潜水艦隊は、基本的に防勢型の編成であり、待ち伏せ戦法を取るために、速度性能ではなく静寂性を重視したということもあると考えます。

    >シナ周辺は大陸棚の浅い海なので、海底に投棄設置を出来る沈底式機雷を
    >撒くと、動きが取れなくなると。

    う~ん...確かにそうですが、キャプター機雷や上昇機雷を使うにしても、いくつ機雷が必要になるやら...
    それに、戦時はともかく、平時は中国の領海に機雷をばらまく訳にはいかないので、隙間が出来てしまいます。
    「潜水艦の水雷戦闘」というのが、対潜戦闘なのか対水上艦戦闘なのかによっても話が変わってきそうな気がします。

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