日米韓首脳会談の調整と、追い込まれる韓国

かなり危険な賭をした安倍氏だが、仕上げはきっちりと、と言うのが信条のようだ。

「日米韓」首脳会談を調整 慰安婦問題を確認

(2016/01/05 00:05)
安倍総理大臣は、3月末にも日米韓首脳会談を行う方向で調整に入りました。アメリカも交えて、慰安婦問題に関する日韓の合意内容を確認する方針です。
これが吉と出るかは、分からないが。

今回の日韓合意は、日本、アメリカ、韓国、それぞれの思惑が一致しての実現であり、その仕掛けに時間が足りずに杜撰になってしまった点はあるものの、妥協の産物という意味では、外交的成果と言えなくも無い。

正直、アメリカは韓国相手にかなり疲弊している。最近は特に、これ以上韓国に振り回されるのはまっぴらゴメンというスタンスのようだ。
 安倍総理は、3月31日と4月1日にワシントンで開かれる核セキュリティーサミットに出席し、その際にアメリカのオバマ大統領と韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領による3カ国の首脳会談を行う方向で調整しています。
今回も、「日韓の間で調整すべき事だ」と言いつつ、あれやこれやとコメントを出した挙げ句、3月末には首脳会談を行うような方向で話が進んでいる。

日本、アメリカ、韓国の3国での首脳会談開催という形を採った上で、3月末の会談内容に「合意の確認」が含まれるという報道がなされている時点で、アメリカが一枚噛んでいたというのは疑い様が無いだろう。

これはまた、日韓合意で韓国側が主張した「努力」が如何ほどのモノか、という事を示すリミットでもある。


既に、オバマ政権も朴槿恵政権もレームダック状態ではあるが、それでもオバマ氏の方はなんやかんやと指導力を発揮している。
腐ってもアメリカのトップを担うだけはあるのだ。

しかし、クネクネの方はと言うと、韓国経済がかつて無いほど悪い状況に陥っている上に、何の対策も講じられていないことがかなりのダメージになっているのだと思われる。

一時期、習近平体制に期待を寄せて、クネクネはフラフラと親支那政策を邁進させていったものの、現状、支那経済は静観できるような状況で無くなってきており、クネクネの失策といった状況になりつつある。

そんなこんなでクネクネが行った政策は、未だまともな話を聞いたことが無いのだが、どうするつもりなのか。
先月末の日本と韓国による慰安婦問題の合意内容について、アメリカの立ち合いのもと、確認する方針です。
そして、日米韓首脳会談の設定が更にこの状況に更に拍車をかける。

「確認」とあるが、挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)が首を縦に振らない限り、韓国政府の「努力」は何も進まないのは確実である。


そもそも、挺対協とは一体何なのか?

1990年に結成された団体で、「挺身隊」と呼ばれる組織が売春を行っていたという誤解の元に作られた組織である。戦後何十年も経って、誤解満載の組織を作るのだから、韓国らしいといえばらしいな。

今でこそ「慰安婦」という名前が用いられているが、韓国では従来は「挺身隊」が売春行為、或いは性奴隷扱いされていたというよく分からない誤解が蔓延していた。
どうやら、挺身隊として徴集されると、慰安婦にさせられるというデマが横行していたことと、「慰安婦」というと当時はアメリカ兵や韓国軍向けの性産業に用いられていた言葉で、混同を避ける目的があったようだ。

しかし、「挺身隊」は本来は男女の区別無く用いられる特定の団体を示す言葉ではなかった。
日露戦争以降、国家によって動員された労働力に対して使用される言葉で、特に「女子挺身隊」というのは、未婚女性が中心になって1943年頃に日本で自主的に組織された団体だったようだ。

つまり、「挺身隊」と「慰安婦」は何の関係も無いのである。

このようにネーミングからして怪しい団体だが、英語の名称は「The Korean Council for the Women Drafted for Military Sexual Slavery by Japan」とかなり直接的な名称となっている。
しかし、「日本によって軍の性奴隷に徴用された女性」は存在しないのだから、存在しない問題を解決する為の集団という訳の分からない状況になっている。

そして、その活動も、慰安婦の証言をでっち上げたり、色々と条約に引っかかるような強引な活動が目立つようだ。

残念なことに韓国国内ではかなりの影響力を持つ組織のようだが、韓国の国情院は「親北団体」として監視するなど、怪しい側面も有るようだ。

そんな存在が、「基金の設置」、「日本大使館の前の像の撤去」などを反対しており、韓国政府はこれに対して何も出来ないと言うから何と言って良いのやら。


更に、韓国政府もこんなものを発行している始末。

韓国、「慰安婦白書」発刊へ 日韓合意とは「無関係」 慰安婦像撤去についても「約束事項でない」と強調

2016.1.5 17:18

韓国外務省報道官は5日、韓国女性家族省が昨年から準備を進めている「日本軍慰安婦白書」の発刊は、慰安婦問題での日韓合意とは「無関係」として予定通り出版されると述べた。
タイトルからして「日本軍慰安婦白書」と、誤解満載である。
 岸田文雄外相と韓国の尹炳世外相は、昨年12月28日の会談後の共同記者発表で、日韓が今後「国連など国際社会で慰安婦問題について互いに非難、批判を控える」と強調しており、日本政府が合意違反と主張する可能性がある。女性家族省は英語や日本語、中国語の翻訳版も計画している。
合意に無いからOKというが、しかし現実的には国際社会で慰安婦問題を声高に叫ぶ行為に該当する。つまり、合意内容に記載されている。

政府からして、日韓合意など履行する気はさらさら無いのだ。


挺対協に関しては、ソウルの日本大使館前に設置した像の問題にも絡んでいる。
また、報道官は、日本が撤去を求めているソウルの日本大使館前の少女像について「民間(団体)が設置したもので、政府がああしろ、こうしろとは言えない」と述べ、日韓合意の約束事項でないと強調した。

この像に関しては合意内容に無いのは事実だが、そもそも設置許可すらとらずに設置された上、外交関係に関するウィーン条約(1961年)に抵触する事は確実である。

又、挺対協が主催する水曜集会と称するデモも、これに該当する疑いが強い。


つまり、挺対協は韓国政府が取り締まらねばならない対象であり、これを適切に行わない韓国政府は条約を守るつもりが無いと言うことを国際的に発表しているに等しい。



今後、韓国政府がどのような行動を採るのかはよく分からないが、3月末までに合意の実現に向けた動きが見られなければ、首脳会談においてクネクネが冷遇されるのは必至。
それどころか、韓国は国際社会においても冷遇されるリスクを負うことになり、それはつまり韓国経済にとっても更に深刻なダメージを与えかねない。

クネクネにとっては行くも地獄、引くも地獄といった状況である。

追記

クネクネは更に追い込まれる事態が起こってしまった。

韓国政府が緊急体制 北朝鮮核実験の可能性に注目

2016/01/06 12:33

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮で6日午前に感知された地震が4回目の核実験によるものである可能性が高まったことを受け、韓国政府が非常体制に入った。

いや、これ、韓国が北朝鮮とズブズブの関係だと言う事を考えれば、或いは起死回生の一手、という可能性はあるな。

 

少なくともこれでクネクネの支持率はアップするだろうし、韓国野党はカードが「合意破棄」しかなくなってしまう。クネクネ安泰フラグが立ったと言うべきだろう。

支那からの支持で北朝鮮が韓国の援護射撃、なんて事も考えられるが……、陰謀論に近い話を考えたところで詮無き話ではある。

 

日本政府としては、安全保障の理念に基づいてアメリカと協同での防衛体制を強化するだけだろうし、韓国は自国で厳戒態勢を行い、珍島犬1号の発令をするのだろう。日本国民としては、政府に適切な対応をお願いするしか無い。




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