ようやく動き始めた汚染土の一時保管

今まで決まっていなかったと言うこと自体が恐ろしい。

<中間貯蔵>初の説明会…環境省 住民から不信の声 大熊町

毎日新聞1月8日(火)20時14分

 東京電力福島第1原発事故で生じた汚染土を一時保管する中間貯蔵施設の建設問題で、環境省は8日、候補地を示した福島県内3町のうち初めて、同県会津若松市に避難している大熊町の住民を対象に説明会を開いた。

http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0108/mai_130108_0476359077.html

いかに、民主党政権がこの問題から逃げ回っていたか、という話だ。事故から2年が過ぎようとしている時期になってようやく中間貯蔵施設の建設が検討されているのである。


この問題、確かに難しい。

中間貯蔵施設をどこかに建設するとして、その周辺住民は黙っては居ないだろう事は容易に想像が付く。

ただ、福島第1原発の汚染土処理、ということであれば、中間処分場も福島県内に作るのが理想であろう。

これは単純に距離だけの問題で、輸送コストなどを考えれば、中間貯蔵施設は汚染土が出る場所の近くにあった方が良い。作業効率も格段に違うはずだ。

 30年以内に福島県外で汚染土を最終処分するとの説明にも「沖縄の米軍基地と同じで誰も引き受けない。法律化して安心を与えてほしい」との声が上がった。環境省は今月中にも現地調査を始める予定。同町住民への説明会は10日までに県内3カ所で計6回開く。

ただ、中間貯蔵施設の近くに最終処分所があった方が良い訳で、周辺住民の不安は隠しきれないだろう。

 

この日は候補地がある地区の住民約150人が出席。建設地や周辺地域への補償、処理方法について質問が出たが、環境省の担当者は「調査してみないと分からない」と計画や条件を具体的に示さなかった。住民からは「何も示さないまま調査し、無理やりに建設を進めるのだろう」など不信の声が相次いだ。

中間貯蔵施設は単に仮置きするだけの場所なので、技術的にも単純なハコモノを作るだけで良く、場所の確保だけが問題となる。

放射能漏れ、等の問題も心配する必要は殆ど無い。寧ろ、道端に汚染土が袋詰めされ野ざらしにされるよりはよっぽどマシである。

 

問題は、どちらかというと最終処分所の場所である。放射性物質は単純時間経過で崩壊してタダの土塊に戻るので、放射性物質の種類によってはほぼ無害化された土を搬出するだけと言う話になるのだが、問題は数万年単位で放射線を出し続ける放射性物質が居るという事だ。

これをより分ける方法は無く、粘土層の中に閉じ込めるくらいしか有効な手段は無さそうである。

条件的に福島県内かその周辺地域で、良質な粘土層があり、処分に適する場所を選ぶというのが非常に面倒かつ時間のかかる作業であり、見つかる目処すら立っていない点が問題となる。

 

場合によっては、汚染土を処理するためだけの人工島を建設する位のことをしなければならないかも知れない。

この問題は政治的決着しかないだろう。

 

民主党政権が先送りした問題を、自民党政権がスピード感を持って処理出来るか?というのが問われている昨今、自民党のやるべき課題は多い。

 

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